修了予定者発表

本日、本年度の東京理科大学大学院の
修了予定者が掲示され、
無事に私の番号があることを確認しました。



大丈夫であるとは教授から聞いていましたが、
確認するまでは、安心できない気持ちもありました。
これでひと安心です。

昨日、博士論文の製本を終えていたので、
一昨年の修士論文と同じ構図で写真を撮りました。
このとき、博士論文はハードカバーで
製本するものと思っていたのですが、
そんなことはありませんでしたね(笑)



これまで私をサポートし続けてくれた多くの人たちに、
心から感謝しています。
導かれるようにして、ここまで来れたのだと思います。


そもそも、大学に入った理由も今の研究室に入った理由も
自分の興味に従って進んできて、その通りに進むことが
できたという、幸運の賜物でした。

そして、研究テーマも偶然の出会いの連続でした。

大学4年のときに、母が子宮筋腫で手術。
その直後、修士1年に上がるときに、
子宮内膜症を研究テーマとして与えられました。
修士2年のときには、従兄弟が腎不全で急逝。
その直後、博士1年に上がるときに、
腎疾患に関する研究を後輩との共同のテーマとして
与えられました。

何という因縁でしょうか。


博士課程で私がやろうとしていたことは、
今までにもここに書いてきた通りです。
(『博士号を取ることの意味』 2009年9月26日)
博士号を取ることが簡単なことではないとは
もちろん思っていましたが、
これを普通には取りたくないとも、
常にどこかで思い続けてきました。

いろいろなことに挑戦し続け、経験をしてきました。
自分のやりたいこと、やるべきだと思ったことは、
たとえ周囲の意見とは違っていても、
それをすることの説明をし、説得をしながら、
実行してきたつもりです。

もちろん、すべてにおいてそれができたとは
言えないとは思います。
しかし、その気持ちを貫き通せたことには
満足していますし、今後もこの姿勢を
取り続けていきたいと思っています。


見せかけの強気を保っていたときでも、
自信を失ってしまっていたときも多くありました。
そんなときに支えてくれた人たち、
教授をはじめ、多くの友人たちには、
どんなに感謝をしてもし尽くせません。

本当にありがとうございました。