最近、いくつかの英語論文を読んだり書いたりしていて、いくつかの表現をメモ。
根拠・原因や関係性を表現する語句:
・in view of - when viewed together with
・responsible for - attributed to
・regardless of - in spite of - despite - irrespective of(前置詞句)- account for(動詞)
感受性を表現する語句:
・sensitive/insensitive to - susceptible to - subject to
最近読んだ科学英語の書き方を解説本では、この本が非常に良かったです。
この本ではまず、英語論文を書いたり読んだりする際にたしかによく迷う「可能性を表す助動詞や副詞」が簡潔にまとめられていて、私の関心を強く引きました。
可能性を表す助動詞: will, would, may, can など。
可能性を表す副詞: certainly, probably, presumably, likely, perhaps, possibly など。
学術論文で使われる副詞(句)も、語順も含めてまとめられていて勉強になります(第2章と第16章)。これは実際に論文を書くときに、すぐにも生かせそうです。冠詞についても、語(名詞)ごとの冠詞の使用確率が解説されており、面白いです。先日私も書いた、“具体例を抽象化し、そこから帰納的に”の一例と言えるのではないでしょうか。
個人的には、factやevidenceと冠詞との相性と、eventually、finallyの用語もメモ。
私は、これらのヒントだけでも今までよりも良い英文が書けそうです。(今までに書いた英文の質が良くなかったのでは、という指摘は今は置いておいて…。)
私の仲間にも、私のメモではなく上に紹介した本を読んでもらいたいと思います。
●英文を書く力は読んで付けよう(2012年9月19日)
●英語論文の書き方-文法よりも構成を(2012年8月2日)