昨日、お台場の東京ビッグサイトで開催されている、第10回国際バイオEXPO(2日目)に参加してきました。講演会では、「今の社会が今のようである理由は何であって、何が課題で何(人材やモノ)が求められているのか」…そんな情報を得ることに専念してきました。
午前は、平山佳伸氏と黒川清氏の講演を聴講。
●平山佳伸氏『医療イノベーションの推進と医薬行政の挑戦』
医薬品・医療機器の開発を目指す臨床研究の質および量の向上には、基盤の整備と合わせて人材(薬学、医学、獣医学、生物統計学)の発掘が必要。とくに必要なのは、医薬品・医療機器開発や承認審査の経験を持つ人材と、情報交換の機会。
(聞き手の私が、“人材”に求められるであろうと感じたのは、)集められる情報を分析・統合し活用する能力と、個々の事例を一元化(正確には一般化?)して対処する体制作りに貢献できること。
※ キーワード: 医療イノベーション、社会保障改革
●黒川清氏『日本の(ライフサイエンスの)課題と戦略』
今の日本、今の日本のビジネスに満足しているのか?
世界で起こっている変化をどう捉え、その中でのビジネスの在り方をどう考えているのか?
医療の分野で求められるものは多いが、その各々を具体的に誰が担うであろうと考えられるのか? 誰がどこに貢献できるのか? あなたはどこに関与・貢献しようとしているのか?
※ Health & Global Policy Institute
※ Impact Japan
昼は展示ブースを、昼すぎにはアカデミックフォーラムを回りました。いろいろな情報を得られたことはもちろん、「いつもお世話になっているのに、お名前しか知らなかった方」との出会いもあり、有意義な時間でした。