就活エントリーシートのポイント

 就活生の参考になればと思い、記事を一つ紹介します。

・「ES選考担当者の視点より
 (2010年1月7日の記事。アクセスが多いのかつながりにくいこともありますが。)

 この記事で、エントリーシート(ES)について書かれているのは以下のようなことです。

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 ESで“落ちる”のは、応募者について「何かを判定した結果として」落ちるよりも、応募者自身について「判定する情報がなく、判定できないから」落ちることの方が多い。
 ここで「判定するもの」とは、入社後に応募者がどのような行動をとるかについて推定されるもの。それを推定させるに足る「エピソード」がESに示されていないと、その応募者が次の採用ステップに進める可能性は低い。

 ESで評価され得る一つのポイントは、応募者が「他者を巻き込んだ行動」や「他者を巻き込んで物事を動かすこと」をできそうであること。
 逆に、(当たり前といえば当たり前ですが)感想文や単なる決意表明になってしまっているものは評価できない。また、応募者にとってうまく行かなかったエピソードであっても「行動の結果をどのように評価したか」がしっかりしていれば、その応募者の評価は悪いものではない。
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 結論として、ESを使って応募者は、自身がどのようにして「課題認識」→「行動」→「評価」をできるか(してきたか)が伝わるようにすると良いのではないかということです。「ESに大切なのはエピソード」というのは多くの人が聞いたことのあることかと思いますが、その意味の理解にこの記事が役立てばと思います。
 よろしければ参考にしてください。


 記事の著者は、これをまとめた「チェックリスト」も作ってくれています。

・「ES選考担当者の視点より チェックリスト」(2010年1月17日)

 読む人が理解できない内容は、入社後の行動を推測する論拠にはならない。
 決意表明は何を根拠に信じればよいのか分からない。
 ・・・なるほどなと思わされます。