今日の御言葉‐修了(卒業論文)の季節

自戒を込めて。

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職場で休みが取れないという言葉が出るたびに、
「誰かが欠けると仕事が回らない(体制が問題だ)」
という意見が出る。
責任感のある人は休むことができない、とも。

しかし、自分がなくてはならない存在だという考えは
多くの場合“幻想”にすぎないのです。
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その通りだと思います。
ある人が今の場から離れたときに、
仕事が回らなくなることがあるとしたら、それは
その人自身の問題であることが多いとも思います。


今、大学は学生が研究をまとめる時期に入っています。
悩みつつも自力で前に進む後輩を頼もしく思いながら、
私自身もバタバタしてしてしまっています。
毎年事例は違えど、それは変わらないのも事実です。

(話は変わりますが。)
本当は、私はバタバタしてはいけません。
どっしり構えていてあげないと。
優れた先生を見たり、先生の話を聞いていたりすると
心からそう思います。
私自身が卒研を経験してからは、もう5年が経ちました。
しかし、私は今の場所にいる限り、卒研の大変さを
忘れることはないでしょう。


今日は御言葉をもう一つ。

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“寝てない自慢”、“食べてない自慢”、
“忙しい自慢”、“体調悪い自慢”などは、
自己管理ができないという無能さのアピールでしかない。
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まさにそう思います。
そう言うと、“自慢”ではなく“愚痴”なんだと
言い返す人もいますが、それも本質は同じです。
そして、これを口にしてしまうことは
自分の望む仕事も回ってこなくなる可能性があるという
損失を招くことであるとも思います。

ただし、「人の振り見て我が振り直せ」。
“人がしていることは、自分がしていいこと”
というのは、まったく真ではありません。

自戒を込めて。

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1月も後半に入りました。
相変わらず冷え込む毎日ですが、
日が伸びてきたことが私にとって何より救いです。
皆さま、くれぐれも体調にはお気をつけて。