取材を受ける前に知っておきたいこと(2)-ポイント集

先日私が参加した東大でのセミナー、
「研究者・学生のためのメディア講習会2010
 ~取材を受ける前に知っておきたいこと~」

で学んだことを箇条書きで8つ、
記録しておきたいと思います。

・自らの広報意欲は?
 取材する側にはこれがどう捉えられるか?

・取材を受ける目的は?
 説明責任なのか、情報発信なのか。

・何のための取材か?
 取材する側の目的との間のギャップを認識する。

・直前に取材が決まることもある。
 (むしろ普通? 私も昨年そうでした。)
 直前の極めて短い時間や、
 取材が始まってから両者間のギャップを認識し、
 その場でこれを埋めることが必要になることもある。
 そういうこともあるということは知っておこう。

・メディアのミッションを理解しているか?
 情報は「商品」。
 商品とするに耐えられる情報を提供できるか。
 “ジャーナリズムの本質は批判。”

・メディアが作る「わかりやすい物語」に注意する。
 「ストーリーをわかりやすく」伝えることができるか?

・人々(世論・視聴者)の意識は?
 専門性は? 価値観を共有しているか?
 感動を共有できるか? できる部分は何か?

・経験した者の得た教訓を継承すること。


私が昨年取材を受けたことで得た「教訓」は、
先日このブログで紹介しました。
→ 「取材を受ける前に知っておきたいこと
 (2010年7月29日)
どなたかの参考になれば幸いです。