この連休、若手研究者の合同合宿に参加してきました。
テーマは、
「学問分野の垣根を超えた研究交流」と合わせて、
皆で「『科学研究の意義』を考える」こと。
「科学研究の意義を考える」では、
科学者は社会の中でどうあるべきか。
例えば、若手で集まって何か行動を起こすべきか。
そんなことが議論されました。
結論から言いますと、
普段からまとまって一つの行動をとることは、
現実的ではない。
それぞれの人が、それぞれの考えを持って、
ある人は大きく、ある人は小さなことであっても、
行動を起こしている。それで良い。
その中で、たびたび若手が集結して
活動を紹介したり報告したりして、
さらに良い方法を考えたり、意見を交換したり、
ノウハウを共有したりすることは重要。
議論の結果は、このようなものだったように思います。
「学問分野の垣根を超えた研究交流」の方は、
・・・難しかったです。
例えば、生命科学とは違う分野での研究者に向けて、
マイクロアレイやRNAを、説明できるか? ということ。
これができなければ、業界外の人に
研究の意義を伝えるのは不可能に近いと思います。
精進あるのみ。
別件ですが、お詫びとお知らせです。
今日(24日)は関東学連の春季オープン競技会に
出場する予定でしたが、欠場します。
仕事が多かった中でも、何とかぎりぎり
出られる予定でいたのですが。
22日のお昼に、英語論文がアクセプトされて、
原稿のゲラのチェックを48時間の締切で来た時点で、
春季オープンへの出場を諦めてしまいました。
応援してくださった方には、申し訳ない気持ちですし、
とても悔しい気持ちです。
しかし、英語論文を持つことは、私のキャリアにとっては
必要不可欠のものなので、この結果には納得しています。
新年度は、学連を離れて陸上競技を続けます。
博士論文を終えても、走れない日々が続いていますが、
私は必ず戻ってきます。