博士論文公開発表会・論文提出

昨日、博士論文の公開発表会(最終審査会)を終え、
今日の夕方、論文と学位申請書類の提出を終えました。

昨日の最後の発表は、かなり不本意な出来でした。
プレゼンで思うようにいかないことが多かったです。
締まりが悪いなと思い、良い気分はしませんでした。
何より、昨日初めて私の発表を聞いてくれた人や、
私のことをほとんど知らなくても
昨日の発表を聞きに来てくれた人には、
本当に申し訳ない気持ちでした。

この気持ちの整理は、なかなか付けられずにいました。
今朝も、「くそー」とか言いながら走っていました。
しかし今は、自分にできないことから目をそらすな
ということだったと反省して、同じ失敗を
繰り返さなければ良いと自分に言い聞かせています。


審査の結果は、昨日の発表直後の教授会で出て、
OKであったという報告は受けました。
学位は、大学院で取り組んできたことに対して
与えられるものであり、昨日の発表の出来だけに
与えられるわけではないということで、
この結果には素直に喜びたいと思います。

公式の修了者発表は3月4日にあるので、
それを確認したら、湯島天神にお礼参りに行こうと思います。


また、最後の発表の出来はどうあれ、
学生としての最後の審査を終えた今、
肩の荷が一つ下りたような気だけは
たしかに感じているところです。


5年前の春から所属した、
東京理科大学薬学部 衛生化学研究室」。
この大学に入ったときから、
卒業研究はここでやりたいと決めていました。

当時は大学院に進学したいとは思っておらず、
博士課程などは、あることすら知らなかったと思います。
しかし、様々な機会で多くの人に話を聞きながら、
自分で今の進路を選んできました。
本当にいろいろなことを経験させてもらいました。

そして昨日、大好きな教授と最高の仲間に囲まれ、
教授の部屋でワインが開けられました。
この研究室の大学院生として、
最終学位を頂くことができることに、心から感謝します。


昨日の朝、応援のメールをくれた人、
昨日や今日、思わず電話をしてしまった人、
いつも応援してくれた皆さん、
どうもありがとうございました。