先日、材料の多い中でご飯を作っていたら、
いくつも疑問が湧いてきました。
★ コンソメと本だしは、どう違うのでしょうか?
★ みりんと調理酒は、どう違うのでしょうか?
それぞれ、加えたときの味は異なるのでしょうか。
また、お互いに代わりの利かないものなのでしょうか。
そう思うきっかけになった、
ご飯のレシピはこちらです。
『じゃがいもと牛肉の甘辛炒め』
(味の素KK「レシピ大百科」より)
これを基にして、先日私が炒め物を作ったときの
途中経過と湧いた疑問を以下に書いてみます。
(1-1)
じゃがいもの皮をむいた。
5mm幅の輪切りにし、さらにタテに5mm幅に切
・・・ろうとしたら、もっと細くなってしまった。
これを、水をはったボウルに5分ほどつけた。
にんじんも同じくらいの大きさに切り、
後半の2分間ほど、合わせて水につけた。
(1-2)
じゃがいもとにんじんをザルに上げ、水気を抜いた。
片栗粉の所在は分からなかった。
(2)
フライパンに油を少し入れ、熱し、
じゃがいもとにんじんを入れてサッと炒めた。
全体に油が回ったかどうかは分からなかったが、
ほどよい時点で「コンソメ」を加えて混ぜた。
固形のコンソメを粉状にするの苦労した。
結果的に、完全に粉状にはならなかった。
ここで、初めて我が家にごま油があることを知った。
今度使ってみようと思った。
(3)
フタをして、ときどき全体を混ぜながら
5分ほど蒸し焼きにした後に、取り出した。
(4)
フライパンに油を少し入れて熱し、牛肉を入れて炒めた。
牛肉全体の色が変わったら(3)を加え、
サッと炒め合わせてみりんをふった。
ここで、みりんを棚に戻すときに、
これとは別に「調理酒」があることを知った。
(5)
砂糖、塩、こしょうを少しずつ加えてからめた。
おしまい♪
<私に沸いた疑問>
・(1-1)でじゃがいもを水に浸けたのはなぜでしょうか。
理由が分からないまま、にんじんも浸けてみました。
軟らかくでもなるのかと思い・・・
(おそらく違う目的があるのではないかと思いますが。)
・(2)のコンソメの代わりに、
本だし(粉末)を入れても良いのでしょうか。
コンソメの元は牛と鶏で、本だしはかつおなので、
味が違うのでしょうか。
・みりんと調理酒は、どう違うのでしょうか。
加えたときの味は異なるのでしょうか。
ちなみに、原材料は以下の通りです。
みりん: もち米、米、米こうじ
醸造アルコール、糖類
料理酒: 醸造調味料(米・米こうじ、食塩、ブドウ果汁)
たんぱく加水分解物、水あめ、食塩
酒精、酸味料
と、ここまで書いておきながら、
食事で一番重要なのは、味ではないと
思っているんですけどね。
食事は、栄養価が一番だと思っています。
味よりも栄養価の方がずっと重要です。
そう考える私ですが、最近家のキッチンに
多くの調味料が置かれるようになったので、
「これは何のために使うのだろう?」
と知りたくなった今日この頃なのです。
このとき、紹介したレシピを参考にしたのは、
「今日の夕食は牛肉」と決めていたのに、
味付けの仕方がまったく分からなかったためです。
一人暮らしのときは、ほとんど調味料を
持っていませんでした。
それでも、栄養は問題なかったはずなのですけどね。
これからは、味付けも少しは覚えようと思います。
食事で一番大切なのは、絶対に栄養価だと思います。
しかし同時に、味も重要である(はずだ)と
少しは考えてみようと思います。
ちなみに、私が作った
「じゃがいもと牛肉の甘辛炒め」は、
辛さはまったくと言っていいほどありませんでした。
みりんが多くて、こしょうが少なかったのでしょうね。