自分だからこそしたいと思うこと-最近の研究生活

 今週の火・水曜は、研究プロジェクトの全体会議で東大の農学部キャンパスにいました。この弥生キャンパスは、キユーピー創始者中島董一郎氏の名を冠したホールのあるフードサイエンス棟、数十人ほどでのパーティーもできる向ヶ岡ファカルティハウスなど、隣の本郷キャンパスほど広くないながらもこだわりを感じる場所でした。



 会議はこれまた、各講演者がそれぞれ突き抜けたものを持つ特別な場所でした。
 自分が到底追いつけないと思う人の中に身を置いて、自分の仕事・テーマのすぐ隣にどれだけ知らないことがあるかを知り、自分が次に何をしようとするのかをイメージするのにとても重要な時間を過ごしていたと思います。

 会議では冒頭に、このグループやプロジェクトができたからこそ生まれるもの、この領域がないとできないことは何か、その実現こそを目指そうという話がありました。これって人ひとりをとっても同様のことが言えると思うんですよね。自分だからこそしたいと思うことを見極めて、何に取り組むかを自分で選べることを、私は大切にしたい。
 それが先日も書いた、人の土俵で戦わないこと、自分の視点を常にupdateするということにもつながるとも思うのです。

 あとは会議中、プロジェクト名であるResonance Bioを文字って種を蒔き、何度か話題に挙げては芽を拾い、一つ一つ実践・発展させているところにoriginalityの強さを感じた次第です。

 今日は1日半ぶりに大学に戻って、できることを一つずつ着実にクリアしていきたいと思います。