【欧州】フランス‐プラグ変換器の注意

6月5日の朝、私はエディバラを出て、
フランスのパリに滞在地を移しました。

フランスの家庭用電圧は220V、
周波数は50Hz。
コンセントの形は、次のいずれも使えると
国内ではよく説明されています。

・2本ピンのC
・3本ピンのSE

ここで、注意が必要です。
Cタイプのプラグ変換器には、
変換器が丸いタイプと、
平らなタイプの2つがあるようです。
(次の写真をご覧ください。)



そして、フランスのコンセントの形を
次の写真でお示しします。



SEタイプでは、このコンセントの
出っ張りの部分が凹んでいるんですね。
で、平らなCタイプの変換器では、
出っ張りの部分には変換器のボディが
当たらないため、これを使うことができます。

しかし、ボディの丸いCタイプではどうなるか。
コンセントの出っ張りの部分がボディに当たり、
ここに差すことができません。


今回、私は丸いCタイプを買ってきてしまいました。
昨夜、パリ郊外のホテルで使うことができず、
とても焦りました・・・。
デジカメと、ノートPCが使えなくなってしまいます。
対策を、ホテルのフロントの方に聞いてみました。


するとまず、ホテルにプラグ変換器はないとのこと。
夜10時を過ぎていましたが(←でもまだ薄明るい)、
まだ開いている商店があるので、
行ってみると良いと言ってくれました。

しかし、その商店の店員さんは
英語を理解することができませんでした。
ホテルのフロントの人もそれを察して、
一度は商店を諦めて帰った私を連れて、
商店の人とフランス語で話をしてくれました。

そうしたところ、その店には変換器がないが、
数分歩いたところの商店にはあるはずとのこと。
お礼を言って、次に一人でそこに向かいました。

お店はすぐに見つかりました。
しかし、こちらも小さな商店。
店員さんは、やはり英語を話せませんでした。
私は、自分のコンセントと変換器を見せて、
これが使えないことを何とか伝えました。

すると、そのお店にいたお客さん(←英語話せず)も
一緒になって、探してくれました。
そして、無事に変換器を見つけることができました!!

本当に英語が通じないので、
それがいくらの商品なのかも、
言葉では分かりませんでした。
とりあえず3ユーロくれと言われたので、
私たら、10セントのお釣りをくれました。
そして購入できたのが、
一番上の写真の、右側の変換器です。

宿泊しているのは、パリ市外の郊外。
そこの人たちにも温かくしてもらえて、
とても嬉しく思いました。

いつか、海外に住んで仕事をするときが来たら、
・・・そのときは、住む場所をどう選ぶかも
よく考えて決めたいと思いました。