研究計画・申請書を書く季節

 今、私を含め私の仲間の多くが、大なり小なり研究計画書や企画申請書の仕上げに取り掛かっています。
 昨日は、うちのラボの修士課程から他大学の博士課程に進学した後輩が研究室に来てくれました。学術振興会の特別研究員としての採用に応募するにあたり、申請書のまとめ方を整理しているところでした。

申請書類は、カラーで図入りで見出し付きで
目的やタイトルには、関連分野にインパクトを与え動かせ得る内容を
過去に考えてきたこと(=これまでの研究内容)を活かして次の計画を

 たくさん話してしまった私の言葉から、彼はエッセンスを受け取ってくれたでしょうか。私は彼に、これをシンプルに伝えられたでしょうか。なお、上の1つ目の「カラーで図入りで」は坪田一男氏の『理系のための人生設計ガイド』講談社ブルーバックス)にも書かれていましたね。

 私自身も先週、学外に提出する研究計画書を1つ仕上げて一段落。と思っていたら、狙いを定めていた米国のグラントの申請期限が目前(5月18日・木)であったことに気が付き、改めて急ぎ着手をしたところです。

 これが済んだら、今度こそひと段落!


 最後に、2年半前に私が学術振興会・特別研究員内定をいただいたときの日記をご紹介。
学振特別研究員・内定(2008年11月5日)