この年末年始は玄関まわりや庭の石敷きを、小さい人たちと選んでやってみることにしました。
石を眺めたり並べたりする中から面白さを見つけられること、石の周りに何かを描いたり作ったりするのを楽しめたりできるのは、特別な技だなぁと実感する時間を過ごしました。
そういった石を使うつもりでホームセンターに行ってみると、大小様々な敷石、飛石、縁石に飾り用の溶岩石に、石灰岩(ツルツルとした滑らかな表面が出る)や砂岩(ザラザラとした平らな表面が出る)など、いろいろな石があるのが分かります。まずこれを目的やイメージに合わせて、何をどうするかの想像をしながら選ぶことになります。
重い石の運搬は、ホームセンターでレンタルした軽トラで。石の一つ一つが重くなくても、量が多くなるとすぐに百数十kg超くらいと、それなりの重さになります。軽トラを初めて運転するのも楽しみにしていたのですが、そんなことだけを楽しんでいる場合ではありませんでした。
小さい人たちが、自分たちでせっせと進めてくれた石敷き。赤みがかった石を敷いた後の玄関先を見て、
「新幹線〇〇〇に見えるなぁ」と本人たち。ということは、この右隣に青緑色の石を敷くべき?
それから、花壇の縁に使うような「ふらわぁブロック」をジョイフル本田のガーデンセンターで買ってきたのですが、
「ふらわぁブロック」(写真は株式会社コモチさんから。)
長さ39 cm × 幅10 cm × 高さ19 cmで8 kgあるブロック。分類としては「軽石」とのこと。それも、榛名山の噴火に由来する安山岩に限定して作っているものだそうです。ブロック一つも、どんな原料からでもできるわけではないということに驚きました。
なお、このブロックで囲った中も「花壇」にはならずに、小さい人たちによってひとまず山が作られ、トンネルが掘られました。
これを観察していたところ、土全体が湿った後に高くなっている所から乾いていくのを、面白いことに色の違いからはっきりと見ることができました。
ただし、庭の土にまだ手をケガしそうなゴミが、少ないながらも転がっているので気をつけねばと思いつつ。これからここがどうなるかは、小さい人たちの好みに任せることになりそうです。
こうする前は、庭をどうにかするのは得意でないなぁと思ったことも正直ありました。しかし、庭は大人がすべてをせずとも、小さい人たちが想像と創造とはたらかせることのできる所。そうするのも正解としてありなのかなぁと思うところ。さて、何ができることやら、というところです。